名古屋市天白区塩釜口 トリガーポイント療法,筋膜リリース,MYORUB®

 しおがま鍼灸治療室

院長ブログ(2016年10月)

院長のブログです。今後順次追加してゆきます。

2016年10月28日(金)
2016年10月28日(金)
2016年10月28日(金)
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2016年10月26日(水)
2016年10月26日(水)
2016年10月26日(水)

治療というのはいつも言うことだけど
目指すべき山がないといけない。
目の前のルートが良さそうとか
歩きやすいとかで進むと
えらい目にあう。
道に迷い沢を上がって身動き取れなくなる
目標を患者さんと共有しないと
独りよがりになる
新人諸君鍼打てばなんとかなると思ってはいけない
なんにもならないくらいのつもりで丁度いい
治るお手伝いしかできないのだ
これは医療全般全てそう
鍼灸だけに限ったことじゃない
それを思い上がってはいかんよ
お手伝いしかできないのだ
患者さんは自分で自分を管理して健康維持するのが当たり前。
自分でできないから外注するわけだ
病院でも鍼灸院でもいいけど
そういうことです。
全力尽くすのは当たり前
もみ倒せとは言ってない
頭使えと言ってる。
頭で考えた事を具体的に反映させる仕事です。
断じてルーチンワークではないから
そこのところ間違えないように

鍼灸院で売っているもの

はっきりと「技術」です。
だからその良さも厳しさもあります。

良さというのは物の仕入れがないということ
鍼はディスポで一本5円~だからしれてる

厳しさというのは売れる技術でなければ
相手にされません。

売る技術の前に集客などとおかしなこという
鍼灸院コンサルがいるから新人諸君は
ヨーク相手を見て考えた方がいいよ

特に「矯正」と書いてるところ
何を矯正しなきゃならないか全く客観的でない場合が多い
これも騙されやすいからよく見た方がいい

後ね美容の鍼と言ってる新人諸君
こんなこと素養でやれて当たり前です。
というか顔面動脈アップのエビデンスがないから
やるべき明確な理由が見いだせない。

結局基礎から積み上げるしかないんだけど
それをグンとワープさせて無駄な努力は排除(ホントは無駄じゃないんだが)するような方法は教えられます。

切皮に関して

先の書き込みで叩くと書きました。
ゴチャゴチャ書くと解らなくなるから
鍼灸関係の本は色々あります。
何すれば治る的なものなどは星の数ほどありますが
鍼の刺入に関して解説した本は殆ど見ません。
一番肝心なことだとおもいますが学校で習ったきり
高名な先生が動画などで出しているのを拝見するばかりです。
ここのところが曖昧ではいけないので
私が書こうと思います。
切皮というのは患者さんとのファーストコンタクトです
特に受診経験が無い方が多いので当たり前ですが
その瞬間に鍼灸のイメージは構築されますので
良いも悪いもその時次第になります。
対人関係なら付き合ううちに良さがわかることもあるでしょうが
鍼に関しては「無い」と言っておきます。
私が教えた場合に特に煩くいうところです。
刺入を先に書きましたが切皮こそ「引き」がないと
ダメなんです。
叩くけど引く
そういう言葉で伝えづらいことが非常に大切なんです。

鍼の長さと太さ

浅鍼、深鍼という言葉があるらしい
患部が骨の周囲にあるのに浅くて治せますか?
届いていない=肝心の患部に当たってないとなります。
表層で楽になったからいいじゃないか?
そういう声があるのもわかっています。
表層のファシアを刺激するなら浅くていいと思います。
思いますけどもそれで完全に治ることはないです。
完全にというと語弊がありますが問題を残します。
表層ファシアが習慣的に不良姿勢で癒着しその状態で
深部の癒着があります。
当然脱力した姿勢は取れないので単に立つだけでも
無意識に力が入ります。
キチンとしていなければならない場で顕著ですが
それが出来なくなると逃避などの姿勢に移ります。
深部のファシアも異常な角度で半固定されたように
動きを悪くしていますが表層だけで改善しますか?
誰が考えても無理なんです。
表層動けば深部も動くかと言えば無理と言わざるを得ない
じゃあ深部はどうするのか?
最も侵襲の少なく直接患部を触診しながら改善する刺激を
加えられるのは「鍼」だけです。
当院で浅くという場合横刺で三寸3番を皮下に沿わせるくらいが
必要な手技です。

以前も聞かれたのですが
鍼の刺入は回すでも押し込むでもなく「引く」と入ります。
学生時代に恩師から教わったことなので次に伝えます。
引くはコントロールですので押せ押せばかりじゃ入りません。
押して引いてですが常に気持ちは引いてなんです。
それは患部に当たる瞬間に手前で止めて
「様子を伺う」ことにも繋がります。
どれくらいの刺激量がいいのかなと伺うのです。
ですので打ってからどれくらい響きましたかと聞くのは
鍼コントロールが出来ていないことになります。
後は異論はあるでしょうが「押手」で思うこと
学校では動かさないと教えるようです。
少なくとも名古屋ではそうしているようですが
土台の身体が平坦ならいいのですがそうではないので
押し手でコントロールしないと入りません。
正確には押し手と刺し手両方同時にバラバラの動きをします。
協調していますが動きは別です。
土台の安定には摘まむことが多いです。
というか当たり前に摘まみます。
でないと方向も安定して変えられません。
骨の周囲に回すように癒着を剥がすような打ち方するときなど
こうしないと不可能なはずです。
鍼の効果が先だけの点か鍼体も使用した刺激かは
効果に大きく表れます。
鍼体使わないなら鍼を回すような手技はいらないんです。
このような鍼の使い方も講習会では教えています。

鍼先で確認。

響のコントロール学生時代に練習しました。
先ずは響き以前の切皮ですが
二寸の鍼を寸6の鍼管に入れて叩きます。
目的は切皮深度を任意で変えるため
皮膚面は柔らかいのに皮下のファシアがパンパンな方がいます。
この場合固いところで弾かれて先がくの字の曲がることもある入らずに送り込もうとして先が曲がることもありますのその練習です。
次に響きですが
手前で止めます。
止めて「今から響かせますよ」と患者さん伝えてから響き方コントロールします。
これができるとまぁ一人前ですね
私は学生時代に達成してました
響きましたかと患者に訊くほど見苦しいものはないです。
それはどれくらいの刺激を与えているかコントロールできていないことを意味しますから

響きの話はみな興味があるのでもう少し書きます。

単純な話です

※緊張を持続させている原因は何か?
※その原因は無視して痛みを出しているところだけやればいいの か?
※その場合痛みを出しているところが悪化した原因は残存する。
※その残存が今後同じ問題を繰り返すとは思わないのか?
※またその残存によって脱力が得られず術後血流低下でリバウンドが起きる可能性があるがそれはいいのか?
※表層ファシアがポイントポイントで重積を強くしている。ここをリリースできると後は楽に深部に至ることができるか表層ファシアの効率的リリースはどうするのか?
※深部に当たったとして脱力が充分でなく迷走神経反射起こしたらどうするのか?
少なくとも頚部前面は脱力が出来て指で総頚動脈を避けて押し手つくるのが当たり前です。
これしないなら前従靭帯に沿わすような打ち方は出来ません。
前結節や後結節が狙えないと斜角筋や頭長筋、頚長筋の一部が
打てなくなります。

ここが充分に出来ないということは改善できない疾患が出てきます。

適度な響きとは?

私自身は当たっているなら全くなくてもいいとおもいます。
切皮から刺入まで無感覚が望ましい。
シビアな部分であればあるほど必要になります。

響きなしに当たっているかどうか判断するのは二つ
エコーで診るか又は鍼先で診るかしかありません。
前者画像で重積部分の白い層を確認
後者鍼先で指では届かないところをダイレクトに確認。
(これは注射針と違い特異的な鍼先からの感覚です)
最低限の響きというなら押してみて心地よいを超えない事
これくらいが限度だと思います。
鍼も本数打てば打つだけ交感神経の緊張が高くなります。
昔トリガー系の治療では随分本数使いました。
これでは炎症も起きて更に緊張の原因が改善されていなければ
リバウンドは強くなります。
それを氷で冷やすとかシップ貼るとか無意味です。
大事なことは「血流を維持して患部の傷が早く治る様にすること」です。
脱力できなければ血流の維持など出来ません。
実現するには何をすべきか?
「脱力短縮位」で「緊張させている原因から」治療する以外になかったです。
術後患部が脱力を維持できなければ軽い症例ならその作用時間が短く直ぐ元通り、重い症例ならリバウンドになります。
私が治療ポジションを色々行うのはそのような意味があります。
全てに理論がありますので
講習会でお知らせしたいと思います。

簡単に!リリースって2

痛みを扱うと鍼灸業界は特に
「痛くなければ効かない」と繰り返します。
この場合の「痛み」というのは
悪い所に当たって効いた!というのを指すと考えます。
症状の再現があると患者さんはこのように言うこともあります。
当たることに異論は申しませんが
当てた時の感覚はどうでしょうか?
患者さんいう所の「響いた!当たった!」に依存していませんか?
響くことは分かっていて響きを最小限に抑える。
つまり交感神経を可能な限り緊張させないように刺激するのと
何でもいいから響くように打つとでは生体が受ける刺激は
随分違います。
同じところを当てていても受ける刺激は変わります。
治療結果に差がありますか?
無駄に響かせない方がいいと思います。
響きというのは当たったことの指標のはずです
当たっても無駄に響かず交感神経も無駄に緊張させず
効果だけあるほうがいいとおもいます。
※響きが強ければ交感神経は緊張します。
そもそも交感神経の緊張が高くて受診しているのですから
簡単に「迷走神経反射」起こします。

毒を吐くなら
それを好転反応とか瞑眩とか誤魔化してきたのが鍼灸業界です。

次は対策編書いておきます。

簡単に!リリースって1

この筋肉固いね〜
じゃあ揉みますね、鍼打ちますね
やってみたけど治療が痛いし
中々緩まないなぁ

この筋肉固いね〜
固いとは何だろう?
力入り続けてるなぁ
その理由は何だろう?
その理由先に無くそう。
理由が無くなったとして
固かった筋はどうなったかな
大分脱力したぞ
痛みもずいぶん減ったな
改めてどれくらいやればいいか
よくみてみよう。

当院は後者を行います。
罹患筋という概念ですが
罹患するには負担がかかり続けて
悪化し自然に治らないことを意味します。
週末の講習会でも後者やりますが
膝が苦手という場合大抵前者をしてます。
あれこれやるのは時間がかかるじゃない
そう思うかもしれませんが
それを秒単位で行うために作ったのが
「ミオラブ」です。