名古屋市天白区塩釜口 トリガーポイント療法,筋膜リリース,MYORUB®

 しおがま鍼灸治療室

NUD考6 - 院長ブログ

NUD考6

私がこの仕事について駆け出しの頃
NUDの酷い患者さんを某医科大学から紹介を受けたことがあります。

高齢の方である士業をしてらしたが仕事柄座り続けることが
多い人生を送ってこられていました。

筋張ったミイラと言っては失礼になるけれども
そう表現するしかないような状態でした。

彼の希望は50年余りムカつきが続き満足に食事ができない状態を
腹一杯飯が食えるようにして欲しい
死ぬ前に一回でいいから腹一杯食べたい
そう言われていました。

結論から言うと願いを叶えて差し上げることは出来ませんでした。

余りに筋張った身体で一体何処から手をつけたら良いのか全く見えない

最優先事項が症状にかき消されてわからない

鳩尾に横刺で打てば止まると言うのは
教科書レベルの話であって
現実にはいかなる状態であれ対処できるように考えておくこと

つまり最善を考えて最も手間をかけた治療から
どれだけ手間を省いても結果が出せるか考えます。

面倒なんじゃなくて結果を安く提供するためです。

困難な場合にはそのように対処しそこまでいかない場合にはライトに対応する。

結果は同じですが掛ける手間の違いです。

その上で絶対的にしなければ成立しない部位を
明確にしていくこと
これ以外に対処方法はありませんでした。

今ならあの患者さん治せたなとは
思いますがそう言うことの連続です。

私にとっては多くの中の一時の問題かもしれませんが
患者さんにとっては一生の問題です。
それを忘れないようにしたいですね